2020年6月の建前を終えた「かね勾配の屋根の家」が完成間近になってきました。

 

ご施主様からのご要望である「薪ストーブ」を採用し、

「北欧調」のテイストでデザイン施工をしてきた事例です。

 

本日はその一部をご紹介いたします。

【外観】

45°の勾配がある屋根は圧巻です。

屋根の素材はガルバリウム鋼板。煙突はもちろん薪ストーブのものです。

また東面から南面に向けて開口部を大きくとり、軒を長くすることで雨や雪に関しても対策を取っています。

軒の長さは1800㎜。必要な部分に支えを入れていますので積雪も問題ありません。

 

【内観】

2階のホールからの景色です。

ここでも、かね勾配の存在感が際立ちます。

また窓にもこだわり、勾配の角度と並行になっているのがご覧いただけると思います。

 

1階リビングから見上げた感じです。

1階からも勾配の角度が手に取るように分かりますね。

木材の質感・色を楽しんでいただくため、クロスはできるだけシンプルなものを選んでいます。

薪ストーブの色に合わせて手すりにはアイアン製を採用し、全体のデザインバランスを取るように意識しました。

 

また、MOKならではのこだわり。

実際に手が触れる部分の手すりを木材で覆い、やすりがけをして角を落としています。

小さなお子様がいらっしゃるので、安心してご利用いただくための工夫です。

 

さらに、2階の建具には越前和紙を太鼓張りという方法で貼り付けています。

一般的には障子などで使う方法ですが、建具に使用することで建具の個性がより際立ちます。

 

最後にMOKの代表が何やら指示しています。

手を伸ばした先に何かを設置しようと思っている様子です。

吹き抜けで天井部分に何かを付けるとしたらアレしかありませんが、、、。

 

この住宅は11月中旬頃に完成予定です。

ご施主様のご協力をいただければ、内覧会も限定組数で実施予定です。

 

 

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株式会社MOK(モク)